聚楽第屏風発見について気になる記事

秀吉の聚楽第屏風を発見 新潟・上越市で
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009091100186&genre=M2&area=Z10
　豊臣秀吉が関白公邸として京都に築いた聚楽第に向かう後陽成天皇の行列と、天皇を迎えに行く秀吉の行列を描いた「御所参内・聚楽第行幸図屏風」が、新潟県上越市で発見された。同市の総合博物館で１２日から１０月４日まで一般公開される。

　同博物館によると、屏風は高さ約１・５メートル、横約３・６メートルの一対で、秀吉の死の直後の作品とみられる。右側には御所を出発し、聚楽第に向かって西へ進む天皇の行列が、左側には内裏まで天皇を迎えに行くために東へ向かう秀吉の行列が描かれている。

　びょうぶを調査した狩野博幸同志社大教授によると、天皇の行幸と秀吉の参内を１つの構図に収めた作品は初めてで、聚楽第行幸を知る上で歴史的に貴重な資料だという。

　昨年１１月、上越市居住の所有者から依頼があり、調査を進めていた。

とのこと