mittsuの日記

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五條楽園歌舞練場について気になる記事

歌舞練場で演劇公演…下京「五條楽園」
http://osaka.yomiuri.co.jp/kyoto/news/20090129kn05.htm

2月1日まで・・・異空間を味わって

練習に臨むワンダリング・パーティーのメンバーら(下京区の五條楽園歌舞練場で)
 京都市下京区にある大正時代建築の「五條楽園歌舞練場」で、同歌舞練場初の若手劇団による9日間のロングラン公演が行われている。かつては周辺のお茶屋の芸妓(げいぎ)らが華やかな舞踊を披露したが、近年は後継者の減少などで舞台の利用がほとんどなくなっていた。五條楽園お茶屋組合などは「老朽化も進み、このまま消えてしまうのかと心配だった。活気が戻る」と喜んでいる。2月1日まで。

 同歌舞練場は1915年に建設された木造3階建て。2階は約200人の収容が可能な大広間で、舞台がある。周辺は当時約250軒のお茶屋置屋(おきや)が軒を連ね、年に数回、芸妓らが舞踊の成果を発表した。

 しかし約30年前から、後継者らが減るなどし、お茶屋置屋で19軒に。歌舞練場を所有する同組合などが2004年春に、関係者以外への貸し出しを始め、中高年グループの歌謡ショーや若者のコスプレパーティー、市民団体の会合など月に1、2回利用されるようになった。一般利用ができると知った劇団「ワンダリング・パーティー」(高杉征司代表)が24日から公演「饒舌(じょうぜつ)な秘密」を初公開している。

 天井には大きな扇風機のプロペラ、舞台袖にはレトロなちょうちんと、当時の面影を伝える歌舞練場は、初日から立ち見が出るほどの人気。作・演出のあごうさとしさん(32)は「約30年前から時が止まったかのような異空間。ひっそりと、でもしっかり息づいているこの場所自体に物語がある。お客さんには“リアルな異界”とも言える秘密めいた場所を味わってもらいたい」と語る。

 同組合の吉川昌治組合長(48)も「利用してもらうことで以前より美しくなった。舞台も使われることで生き生きと見えてくる」と手応えを感じている。

 公演の問い合わせはワンダリング・パーティー(090・8232・9314)

なかなか今までは触れられなかった話題でもあったが、
文中のリアルな異界というのが、正直な印象になるのだろうと思う。