mittsuの日記

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うろ覚えではあきまへん 京都検定、記者が挑戦

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006121200100&genre=I1&area=K10

 京都商工会議所が主催する「京都・観光文化検定(京都検定)」(10日実施)は、3回目となった今年も全国から1万人を超える受験者が集まり、根強い京都ブームを裏づけた。普段、京都で取材活動をしている本社記者も、どれだけ古都の歴史と伝統の奥深さに迫れるか、実際に京都検定を受験してみた。

 ■テキストが合格の近道

 新潟県出身の記者は京都在住13年目。経済が主な担当だが、土日は市内の行事も取材する。間近で祭事を見る機会も多いため、少し勉強してみようと思い、2級と3級を受けた。会場は伏見区龍谷大。大学受験のように熱心にテキストを読む中高年や制服姿の高校生が多く、幅広い受験者層を感じさせた。

 3級の設問の最初は、歴史関連の問題。平安京の中央にある大路(答=朱雀大路)や琵琶湖疏水事業を推進した府知事(答=北垣国道)など教科書レベルで、難なくすんなりと解答できた。

 出題は神社仏閣、京菓子、地名、三大祭など幅広いが、比較的すらすらと解けた。ただ、ところどころ引っかかる設問も。京ことばの「シルイ」(答=道がぬかるんでいる)などは、全く意味が取れず答えを間違った。花街の踊りで表記の誤りを見つける問題では、宮川町の「京おどり」は「京をどり」でないと確実に覚えてなかったため、選択に苦しんだ。

 2級になると、選択に悩む問題の数がさらに増えた。平安京の右京が衰退してくる様子を表した慶滋保胤(よししげのやすたね)の著書(答=池亭記)、仁和寺の金堂として移築された内裏の建物(答=紫宸殿)などはテキストを読みもらしていたため運に頼った。

 問題は全般的に3級はストレートな問いが多く、2級も過去問題と比べれば難易度はやや低めと思った。自己採点で3級は約9割、2級は約8割正しく解答できたので、合格ラインの70点はクリアできそう。ただ、難しい問題は消去法で2つまでは絞り込めても最後の選択に迷う部分が多い。「これは見たことがある」という程度のうろ覚えではなく、テキストに沿った正確な学習と記憶が重要だ。
 今回の検定では、最近の話題は嵐山の時雨殿など最小限。「ほとんどの問題はテキストから出る」(京商)という触れ込み通りだった。テキストは索引が少なく試験勉強に不便を感じたが、市販の他の問題集に頼るよりも基本のテキストの通読が合格への近道だと感じた。

難易度が毎回、均等でないとなにか不公平感がでるような気が…
テキスト通読、これが今年の他の問題集対策だったのかもしれない。
どうも色々巡って見ると、今回の3級の合格証は受験参加証といった感じになってしまっているもよう、、