mittsuの日記

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雨水を過ぎてから急に春らしくなってきた。

連月焼

街のほうでは、梅もつぼみも膨らんできたようだ・・。

やはり何を言われても、やはり春は桜を思い出してしまう。
去年は、満開の桜のトンネルを歩き、桜の華やかさを感じ、
その前の年は、散る桜に降られ儚さを感じ、同時に花の匂いを感じ、感慨深い花の印象がある。
だが、どちらも天気な真昼だったが今年こそは夜桜をなどと思ってしまう。
うちの額縁に、香川景樹の色紙が入っている。

浮雲の 月に懸かれる 折りしもあれ 空より雪と 散る桜かな」

毎年こう感じてみたいなどと思うが、やはり難しいようだ、。
これは、「夜落花」という題だが、「夕落花」という歌が、
「梢吹く 夕べも 風はのどかにて 数うるばかり 散る桜かな」
ともある。
景樹は、もともと京都の歌人で、「大井川 帰らぬ水に 影見えて 今年も咲ける 山桜かな」
という良く聞く歌もある。どの歌も、日常的に桜を感じれる所にいるからこその歌が多いよう、、どう考えても自分には無理のようだ、、。