9月国立劇場文楽公演 第二部 伊賀越道中双六
岡崎の段、伏見北国屋の段、伊賀上野敵討ちの段
となる。平成10年以来の通しでの後半部分
無理なスケジュールが祟って寝落かけるものの、
デジタル文化ライブラリーが大変すばらしく、
もうほとんどそのページをなぞって見ている感じであった。
デジタル文化ライブラリー
http://www2.ntj.jac.go.jp/dglib/contents/learn/edc16/iga/ajiwau/index.html
岡崎の段
沼津の段の後であってあらすじは知っていたが、
実際に見てみると大変長くもあったが、なかなか大曲で人間模様が上手に描かれていると思うが、
ちょっと不自然な偶然が重なってしまっている場面もある。しかし終わってみると大きな満足感もあり大変良かった。
切の嶋大夫師から奥の千歳大夫さんに代わる場面もちょっと不思議に感じる。
話筋の最後の幸兵衛の達観もちょっと不自然な感もあった。
伏見北国屋の段
ここで十兵衛が再登場することになるが、
沼津での誠実さが遺憾なく発揮されて、
血筋も義理も合い立てて、政右衛門討たれる。
小場でどちらかというと世話場になるのかもわからないが、大変素晴らしいところであった。
正直今振り返って思い出しても語りの特別な感想は出てこない。
語りの特別大きな印象は無かったのかもしれない。
伊賀上野敵討ちの段
こちらはまあチャンバラの場で本懐を遂げたということだった。
一部は翌週見たわけであるが、全体の筋としては時代物であるものの、
傑作な沼津であったりその延長の伏見北国屋など世話場も大変上手に混ぜてあり、
とにかく筋が素晴らしい。
近松半二の絶筆であり集大成なのだと思うが、近松とそう差は無いと思う、
これからもっともっと再評価されてもいいのではないだろうか。
・・・
当日の朝高速バスに乗って、夜行でまた帰って朝家に着く、新幹線よりそうとう安った。
しかもこのバスはコンセントもありバス内でwi2 300のwifiもある。
auのフラット加入者であればそのまま使える。長い道中であったが便利快適のひとことだった。
午前10時ころに新宿に着いたので、ルミネエストで買い物をして
ゴールデン街の有名であると思われるラーメン屋さんに行って見る
凪というお店とのこと、とにかく煮干の一言、おいしい
2013_09_15_11_53_44-H posted by (C)お寺しゃしん
そして新宿御苑に行って見る。
広くて素晴らしい。
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1時間ほどうろうろする。どうも家族連れで小さな子供を思い切り遊ばせたりする場として活用されているようだ。
そしてその後、小劇場
その後バスまで2時間ほどで、やっぱりライトアップされたスカイツリーを
撮ってみたいということで、浅草のアサヒ本社に行ってそこから撮影、
個人的にはベストポジションだと思う。
厩橋
P1020024 posted by (C)お寺しゃしん
そして高速バスで帰路
翌週に1部鑑賞の為、再度上京する。