通し 1部2部の通し
ベテラン方が脱落し始める中の、策としての通しだとするなら大変結構、
もともとのすばらしい物語の力を借りるというのも大変良い、
そこのところと努力に感じて、と住大夫さんの応援を兼ねて、2部が遅いため日帰りにはならなかったが、
月曜日の朝にすぐ帰ると言うことで、何とか向かって行ってみた。
大まかな経過は
日曜00:00頃着
7:00からぐるぐる巡る
10:00頃、文楽劇場着
10:30 大序スタート
16:30 2部 7段目スタート
21:00 大詰終了
23:00まで夜中だったがスポット巡り
月曜6:00帰る。
となった。
…
深夜に到着して、朝、野崎観音さんに行こうと思ったので一駅隣のネットカフェに宿
朝7時に出かけ、すぐに野崎駅、しかしお寺までは結構歩く。
なかなか風光明媚で催し物があるみたいで、いろいろな方がなにかの準備をされていた。
お染久松供養塔があった。
P1010417 posted by (C)お寺しゃしん
野崎村の段の一節も
一通り見て、次に向かうちょっと時間がかかるがこちらも行ってみたいところ
40分ほど揺られる、途中海老江駅で乗り換え、朝食を頂き、大物浦駅へ
迷ったもので時間がかかったが迷わなければすぐに着いた、大物主神社へ
弁慶義経隠家跡
P1010429 posted by (C)お寺しゃしん
立札
P1010424 posted by (C)お寺しゃしん
(大きい画像 http://photozou.jp/photo/photo_only/17077/160067966?size=1024)
史実では義経はこの神社の横に宿をとり、ここで無事を祈ったとされている、
そしてここから、直通で日本橋へ
文楽劇場の前には新しい二つ井戸の石碑が、
P1010432 posted by (C)お寺しゃしん
(文字が読める大きい画像http://photozou.jp/photo/photo_only/17077/160068577?size=2048)
そして文楽劇場でスタート、今回のチケット購入時は発売きっかりに電話をかけたので良い席で人形も満喫できた。
住大夫さん休演、九段目予定の千歳大夫さん休演、当日には文雀さん休演、清治さんは病み上がり、源大夫さんも不調。
全体には中堅どころの踏ん張りが目立つ、三輪大夫さん、松香大夫さん、津駒大夫さん、文字久大夫さん、
円熟の域に達しつつあるのかも、
どうも東京は批評家面で覚めた目で見るものばかり、大阪はまったく興味なし、
ということなので、あまりつぶさには記述はしないが、
全体の流れからして大変楽しくはあったが、
いつも住大夫さんのCDを聞いているせいもあるのか
あまりに軽い山科閑居だったような気がした。
しかし人形方は代役であったが良かったような気がする。
今回はどっぷりとその世界に浸ることが出来て大変大きな満足、物語の理解、感動があった。
その後3時間ほど、うろうろする。
○文楽座、彦六座ゆかりの難波神社
○冥途の飛脚の主人公の忠兵衛の飛脚屋亀屋のあった場所の石碑
○新版歌祭文ゆかりの坐摩神社
○四ツ橋跡
○芭蕉終焉の地
○下大和橋顕彰碑
あたりを巡って終わり
写真は地図上でしました。
(文楽スポット地図写真更新 )
(https://maps.google.co.jp/maps/ms?msid=206221507499810169114.00044f296362a072ae374&msa=0 )
翌日ビジネス特急で帰路
おわり