mittsuの日記

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昨年度の重要文化財指定について気になる記事(昨年メモしていた記事)

安祥寺の木造十一面観音立像など重文4件 文化審が答申
http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20110318000165
重要文化財に新たに指定される木造千手観音立像 国の文化審議会(西原鈴子会長)は18日、近代美人画の第一人者上村松園日本画「母子」など美術工芸品43件を重要文化財に、美術工芸品と建造物計194件を登録有形文化財に指定するよう障泱リ義明文部科学相に答申した。「母子」は、すでに重文に指定されている「序の舞」と並ぶ松園の代表作。
 京都では安祥寺(京都市山科区)蔵の木造十一面観音立像など重文4件と登録有形文化財15件、滋賀では重文4件、登録有形文化財15件が盛り込まれた。
 木造十一面観音立像は、像高252センチ、カヤの一木造で、京都大の学術調査で衣紋などの作風や技法から奈良時代後期の仏像とみられることが分かった。同時代の木彫像としては国内最大級。安祥寺の創建(848年)よりも以前の仏像で、来歴は不明。額より上は後に造られたとみられるが、数少ない奈良時代彫刻として貴重という。調査に当たった根立研介京都大教授(日本彫刻史)は「補修の手が入り、見過ごされてきたものが評価された。奈良時代にさかのぼる大型木彫仏として注目される」と話す。

色々知らない素晴らしいものがあるもよう。妙光寺といえば風神雷神図としか浮かばないが、境内も歴史を感じることができるものらしい。
平成の復興として、風神雷神図を引き取ったらどうか、あるべきもがあるべきところにある素晴らしさが感じれると思う。
京都の辺境には、はるか昔の都の残光が多く残っているらしい、かくれざと的にいつか巡ってみたい。


メモ
建仁寺護国院(現開山塔)山門の宝陀閣は、もとは妙光寺山門で、明治20年(1887)に移築された。