mittsuの日記

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2013年大河ドラマについて気になる記事

2013年度NHK大河『八重の桜』主演に綾瀬はるか「日本中を元気に」 脚本は『ゲゲゲ』の山本むつみ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110622-00000321-oric-ent
 NHKは22日、2013年度大河ドラマが『八重の桜』に決まり、主演に女優・綾瀬はるかを起用したと発表した。脚本は『ゲゲゲの女房』の山本むつみが担当。会津藩の生まれで、戊辰戦争では自ら銃をとって戦ったとの逸話から“幕末のジャンヌダルク”とも呼ばれ、やがて“日本初の篤志看護婦”として日清戦争日露戦争に同行した“日本のナイチンゲール新島八重の生涯を描く。綾瀬は同日行われた会見で「心が温まるような、日本中が元気になるような作品を届けたい。たいへんだと思いますが、成長できるんだろうなって思ってます」と初の大河出演に向け熱く意気込んだ。

綾瀬はるかも名優の仲間入り 歴代のNHK大河ドラマ&主演俳優一覧

 「東北・福島に根付く不屈のプライド」を再び――NHKが看板ドラマで震災復興への道を歩む日本を盛りたてる。

 同作チーフプロデューサーの内藤愼介氏は震災以降、大河ドラマに対する意識が「面白いものを作ろうというものから、“今やるべきものは何か”というものに変わっていった」といい、「新しい時代に一歩踏み出し、日本人の勇気を後押しすることを目指して」八重を新しい題材として取り上げた。数多く語られてきた明治維新だが、敗者となった会津からの視点、そして女性の視点から描かれるものはあまり例がなく、今回、新島八重の生涯を通じることで「新たな幕末・明治像」の提示という狙いも明かした。

 新島八重は、福島県出身で同志社大学を創設した新島襄の妻。会津藩の砲術指南の山本家に生まれ、活発な“少年時代”を過ごし、兄・覚馬を師と仰ぎ裁縫よりも鉄砲に興味を示す。会津の人材育成の指針“什の誓ひ(じゅうのちかい/子弟教育7カ条)”である「ならぬことはならぬもの」という教えを実践。会津戦争での敗北を受け入れると鉄砲を捨て、「知識」という新たな生きがいを得る。アメリカで西洋文化にふれた夫・新島襄を「ジョー」と呼び捨てにするなど、封建的風潮の残る中、男女平等を望んだ。奇妙な夫婦関係を罵る世間の目を気にしない八重の生きざまを、夫は「ハンサムウーマン」と称した――。

 昨年、『ゲゲゲの女房』で日本中を魅了した山本氏は「地震津波、そして原発事故。あまりに大きな被害を前にして、自分自身が不安で一杯になり、途方に暮れていた」ときに、「報道で見聞きした被災地の方々の言葉」が仕事へ向かう自分の背中を押してくれたという。「大きな破壊の後に、より良い世界を作り出そうと立ち上がる人たちの言葉は、幕末の動乱ですべてを無くしたところから、新しい世界へと踏み出した人々の魂と、響き合う」と当時と今を重ね、「一話一話を大切に、物語を紡いでいこうと思っています」と強い使命感をのぞかせている。

 内藤プロデューサーは「何でも器用にこなせるわけではない。しかし、等身大で誠実な努力の人」という八重役として、綾瀬が「真っ先に浮かんだ」という。「ふんわりと人を包み込むような不思議な魅力があり、さらに芯にはぶれない強さを持っている」と綾瀬を評価し、平成の「ハンサムウーマン」としてラブコールを送った。また、山本氏には「歴史ドラマだけでなく、風変わりでも強い絆に結ばれた八重と二人の夫・川崎尚之助新島襄の夫婦愛」も丁寧に描き出してほしいと期待を込めた。来夏クランクイン、2013年1月スタート(全50回予定)。

新島八重NHK公式サイトより
会津藩の砲術師範、山本権八・佐久夫妻の子。戊辰戦争では断髪・男装に砲術をもって奉仕し、会津鶴ヶ城籠城戦で自らもスペンサー銃を持って奮戦して「幕末のジャンヌ・ダルク」と呼ばれる。戊辰戦争開戦前に但馬出石藩出身の藩校日新館教授・川崎尚之助と結婚したが、籠城戦後に離縁。明治維新後、兄・覚馬を頼って上洛し、新島襄と出会い結婚する。男尊女卑の当時、豪放で周囲からは勝手気ままに見える八重の生き方が世間から「天下の悪妻」とも言われた。晩年に日清戦争日露戦争篤志看護婦として参加した功績により1928年(昭和3年)、昭和天皇の即位大礼の際に銀杯を下賜される。その4年後、87年の生涯を終えた。

今年もそう思うかもしれないが、はたして人選はこれで良いのだろうか、だからこそ脇を固める方々が一流なのだろうと思う。