京舞「葵の上」 10月1日 14:00〜14:44 10月4日 23:30〜24:14
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京舞井上流は京都の花街のひとつ、祇園甲部を支える舞の唯一の流派。その家元である井上八千代は、毎年4月に祇園の芸舞妓らによって開催される「都をどり」の総責任者でもあり、京舞といえば華やかなイメージを持つ人も多い。その一方で、御殿舞や能楽との関係も深く、その鋭く内省的な舞姿は井上流の味わいの一つである。今回は能にゆかりのある演目「葵の上」を長唄に振付けた試みを取り上げ、井上八千代へのインタビューとともに、その魅力を探る。
<内容>
京舞・長唄「葵の上」(あおいのうえ)
舞:井上八千代(いのうえやちよ)
井上流五世家元。祖母である先代八千代の薫陶を受け、京舞の伝統を守りつつ新境地を開拓している。今回の「葵の上」は自身の振付。(出演者) 唄:東音宮田哲男 ほか
三味線:今藤政太郎 ほか
囃子:堅田喜三久 ほか