mittsuの日記

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北山通の現代建築について気になる記事

北山通の現代建築に不況の影 テナント撤退、取り壊しも
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009072300098&genre=K1&area=K00
 京都市左京区と北区にまたがる北山通で、商業地のイメージをリードしてきた現代建築物が失われつつある。著名な建築家が設計した特徴的な建物も多く、「北山」のおしゃれな雰囲気を醸していたが、不景気の影響もあって、建物が壊されたり、思うようにテナントが集まらず苦戦を強いられている。

 北山通では、1990年の地下鉄延伸とバブル経済に合わせて、80年代後半から斬新な建物の建設が相次いだ。同志社小(左京区)の設計も手掛けた高松伸さんの商業ビルをはじめ、安藤忠雄さんの「府立陶板名画の庭」、磯崎新さんの「京都コンサートホール」など、日本を代表する建築家の作品が立ち並んだ。

 ■北山街協同組合は「まちの雰囲気守りたい」

 しかし、バブルが崩壊して以降、商業ビルはテナントの空室が目立つようになった。

 87年に完成した「北山イニング23」は、ビル正面のV字形の装飾が目を引いたが、現在は5フロアのうち3フロアしか埋まっていない。4階は約10年間、5階は約6年間、空室のままだ。所有会社は「立地はいいが、外から中が見えない構造が難点。将来的には取り壊すことも検討している」と話す。奇抜なデザインが特徴の「WEEK」(86年完成)は、唯一残るテナントが7月末に退去する。

 既に取り壊されたビルもある。円柱形が印象的だった「北山OXY」は、完成から3年後の92年に転売され、取り壊された。半地下や円形の構造が使いにくかったという。最上階が左右に張り出した丁字形の「シンタックス」(90年完成)も05年に取り壊された。

 北山街協同組合の公文俊一理事長は「かつての畑が次々とビルに変わり、近代建築が畑の中に立つ姿はインパクトがあった。なくなることには不景気の波を感じる。残念だが、住民と一緒に他の街にはない北山の雰囲気を守っていきたい」と話している。

だれでも予想できたと思う、おしゃれと奇抜は違うと思うし、普遍的なモダンさを京都の町から学べなかったのか、、