mittsuの日記

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観光客5000万人突破について気になる記事

観光客5000万人突破 オール京都で構想達成
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009051300054&genre=I1&area=K00
 京都市が「観光客5000万人構想」を2年前倒しで実現した。目標を掲げた当時は達成を疑問視する指摘も出ていたが、「産」と「官」、寺社など観光施設の連携が年々緊密になり、地道に施策を積み重ねた成果と言える。

 「オール京都の成果。喜びを分かち合いたい」。11日、会見で門川大作市長は達成の要因として、各界の連携を真っ先に挙げた。

 市内の観光客は長年、3800万人前後で推移していたが、観光をテコに経済活性化やまちづくりを進めようと、2000年に5000万人の数値目標を打ち上げ、翌年に構想を策定した。「当時は突拍子もないと受け止める向きも多かった」(市幹部)という。

 しかし、この時期に、古都税問題などで対立が続いていた市と京都仏教会の和解が整い、観光社寺との連携強化で「十分、目標は達成できる」との目算もあった。和解と同時に仏教会が提案した「光の回廊」計画を生かし、東山で3月、嵐山で12月に開いている「花灯路」は、年間約200万人を集めるまでに成果が出た。

 さらに、01年に策定した観光振興推進計画で、宗教界や京都商工会議所などの連携による誘客策や受け入れ態勢の整備など100以上の事業を盛り込み、国の「ビジットジャパンキャンペーン」も外国人観光客誘致の追い風となった。こうした攻めの事業展開によって、5000万人を達成したが、今後、数だけでなく観光の質を求める次期構想に焦点が移ってくる。

 京都商工会議所は4月、京都観光の10年後を見据えた提言を市と府に提出した。観光業界は業種業態が多様で「振興に向けて一体感を持ちにくい」(立石義雄会頭)と指摘、連携から一歩踏み込み、けん引役としてオール京都での独立組織の必要性を呼び掛けた。

 市は6月から新たな観光振興推進計画の策定作業を始める。経済界などの要請を受け、どうあるべき観光施策を構築するのか。門川市長は「観光は文化や芸術、産業、宗教、交通など都市の営みの総和が問われる」と数値目標だけでなく、「質」重視へと転換していく姿勢をみせた。幅広い連携を目指す「オール京都」で観光活性化の議論が新たにスタートすることになる。

公式発表
http://www.city.kyoto.lg.jp/sogo/cmsfiles/contents/0000062/62177/20090512-1.pdf
2年前倒し、外国人が5年で倍増、修学旅行生100万人突破