mittsuの日記

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今年の文化審答申二ついて気になる記事

三宅八幡神社絵馬、重要民俗文化財に 文化審答申 佐伯灯籠も
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009011600226&genre=J1&area=K00
国の文化審議会(石沢良昭会長)は、京都市左京区の「三宅八幡神社奉納子育て祈願絵馬」を重要有形民俗文化財に、亀岡市の「佐伯灯籠(とうろう)」など7件を重要無形民俗文化財に指定するよう塩谷立文部科学相に答申した。重要有形民俗文化財は全国で207件、京都府内で4件、重要無形民俗文化財は全国264件、府内10件となる。

 子どもの疳(かん)の虫封じの御利益で知られる三宅八幡宮に、健やかな成長を願い奉納された絵馬124点。幕末から明治・大正期に、地域ぐるみで行列をなして親子が参拝する様子などがカラフルに描かれている。

 地元住民らが保存会を結成して歴史的な背景などを調査した。専門家の指導を受けながら、クリーニングや墨書の読み取りを行ったほか、当時を知る人からの聞き取りや絵馬に名前が記された人の子孫を訪ね、報告書を作成し、昨年には展示館も開設した。

 絵馬保存会副会長の福本萬生さん(77)は「絵馬には明治時代の親子、兄弟の情愛が描かれている。きずなが薄れている現代に、絵馬を活用して、子育ての大切さを訴えたい」と話した。

 佐伯灯籠は亀岡市のヒエ田野(ひえだの)、御霊、河阿(かわくま)、若宮の4神社合同で行う盂蘭盆(うらぼん)の祭礼で、農作業を表す人形を乗せた役灯籠などが神輿(みこし)とともに地域を練り歩く。

 特に台灯籠は人形浄瑠璃を演じる移動式の舞台で、義太夫節に合わせて、串を刺した約30センチの人形を1人が2本の糸で操る。文楽人形以前の古い形式をしのばせるという。
 このほか、山形県新庄市の「新庄まつりの山車(やたい)行事」なども重要無形民俗文化財に指定される。