なほになほなほ 私の履歴書 竹本住大夫
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発売直後にチケット完売という現役大夫最高のスーパースターの自伝エッセイ待望の単行本化!
美しい大阪弁を巧みに活かした文章には、道化も皮肉も艶話も洒脱にまぶされ、
怒りも哀しみもたおやかな笑いに包んでしまう。
文字通り「文楽の子」として生まれた著者の生い立ちや芸の精進の過程を綴ったエッセイをはじめ、
各界の第一人者の対談と幻の床本の世界が加わった、私の履歴書では珍しい詩情豊かな「作品」。
はじめに
第一部 私の履歴書
第一章 文楽の子
第二章 年食うた新弟子
第三章 芸を磨く
第四章 舞台あっての芸人第二部 異色対談・文楽と上方と伝統芸能
文楽は娯楽でっしゃろ。気楽に楽しんでもらわんと
―桂米朝と語る上方落語と文楽
節に音あり、言葉に音あり
―茂山千之丞と語る狂言と文楽
私は関西弁が標準語やと思うてます
―片岡仁左衛門と語る上方歌舞伎と文楽
浄瑠璃浄土は清らかな場所
―薬師寺長老・松久保秀胤と語る仏教とと文楽
芸に百点満点はおまへん
―中村吉右衛門と語る歌舞伎と文楽
どうも昨年から大きな波が・・・元旦にも100年インタビュー放送、
やはり、自分も知らないうちに世間の波に乗っているもよう。