因幡堂 平等寺について気になる記事
「因幡薬師」1000年ぶり里帰り平等寺、鳥取の博物館へ貸し出し
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008092700161&genre=M2&area=K00
「因幡薬師」で知られる京都市下京区の平等寺の本尊、薬師如来像が27日、因幡(鳥取県)へ1000年ぶりの里帰りに旅立った。因幡から京都に飛来したという伝説にちなみ、鳥取県立博物館(鳥取市)の企画展に貸し出されるためで、大釜諦順住職(53)は「里帰りでリフレッシュし、御利益もまして戻って来られるでしょう」と話していた。薬師如来像は平安時代の作で、国重要文化財。平等寺を創建した貴族の橘行平に、因幡の海底から引き上げられ、1003年、京都に戻った行平の屋敷に飛来したという。
企画展は「はじまりの物語」展(10月4日−11月9日)で、同寺の橘行平座像、因幡堂縁起絵巻とともに出品される。薬師如来像はこの日、法要の後、厨子(ずし)から慎重に取り出され梱包(こんぽう)。大釜住職や住民が見守る中、鳥取県に送り出された。