mittsuの日記

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プロフェッショナル 仕事の流儀

http://www.nhk.or.jp/professional/index3.html
再放送
2008/09/15 25:10〜25:55 NHK総合
2008/09/16 17:15〜17:59 BS2

古都の雅(みやび)、菓子のこころ 〜 京菓子司・山口富藏 〜
茶道の家元たちや京都の神社仏閣から絶大な信頼を集める京菓子の匠がいる。特に、茶会の華(はな)とも言える菓子を作らせたら、当代随一と言われる。1893年創業の老舗(しにせ)京菓子店で菓子を生み出し続ける山口富藏(とみぞう)(71)。江戸時代から御所に献上されていた京菓子。山口は、その伝統を守り続ける一方で、茶会の趣向を表現したオリジナルの菓子を作り出す。時にクラシック音楽や西洋の絵をモチーフにした創作菓子を作るなど、古くて新しい京菓子をリードする。
京菓子は、いわゆる「おやつ」としての和菓子とは違う。宮中文化や宗教、そして茶の湯などの歴史・文化が内包したもので、単に「おいしい」「きれい」というだけではない、知的な遊び心で楽しむ菓子だ。季節の繊細なうつろいや人々の営みなどが、掌(てのひら)にのるほどの小ささの中に、一つの世界として表される。中でも山口の菓子は、見る者に想像の楽しさをもたらす。説明的な主張をしない、何かぼかしたような「侘び(わび)」の趣があるといい、そこが、目の肥えた京都人たちをうならせる。
祇園祭でにぎわう、夏の京都。源氏物語一千年という節目にあわせ、源氏物語の「夕顔」を趣向とした茶菓子を作るという難題が山口につきつけられた。京菓子の匠、山口の仕事の真髄に迫る。

録画しそこなったので、来週の再放送を録画予定