mittsuの日記

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登録有形文化財について気になる記事

京都芸術センターなど答申 登録有形文化財 京滋から20件
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008062100046&genre=M2&area=K00
 文化審議会(石沢良昭会長)は20日、世界的建築家の故丹下健三氏が設計した「墨会館」(愛知県一宮市)など170件を国の登録有形文化財(建造物)とするよう渡海紀三朗文部科学相に答申した。京都からは、京都芸術センター(旧明倫小、京都市中京区)など5カ所19件、滋賀は1件が答申された。これで、全国の登録有形文化財(建造物)は7179件となる。

 旧明倫小は1869(明治2)年に創設、現在の建物は1931(昭和6)年に完成。旧本館は屋根はスペイン瓦ぶき。外壁に粒子を浮き立たせる人造石洗い出し技法を用いる。正門柱は各角に柱形を作り出し、当時流行の造形を取り入れている。呉服問屋街にあり、各戸からの寄付により、近代的で充実した校舎を実現したという。

 その他の京滋の登録文化財は次の通り。
 ▽京都国際マンガミュージアム旧本館棟・旧講堂棟・旧北校舎棟・旧正門及び塀(旧龍池小、中京区)昭和初期の建築。鉄筋コンクリート造り校舎として最初期。縦長窓やアーチ窓が連続したシンプルな外観が特色▽伊藤喜商店旧店舗兼主屋・無量子庵主屋・茶室及び待合・土蔵・井戸(東山区)しょうゆを扱っていた旧店舗で現在は料理店。1926(大正15)年ごろの建築。無量子庵は、丸太長押、釣り床の数寄屋風座敷を備えた良質な近代和風建築▽柴田家住宅主屋・風呂・露地門・土塀(右京区)京都で商いをしていた船越米吉の邸宅で1912(大正元)年ごろの建築。京北地域の民家形式に京都の町家意匠を取り入れた近代農家建築。風呂は別棟で小タイル張りの五右衛門風呂▽松本酒造万暁院・正門(伏見区)万暁院は1949(昭和24)年ごろから5年がかりで普請した数寄屋建築。桐(きり)、赤松の良材を用い、古い屋根瓦を集める。正門は建仁寺正伝院の表門と伝えられ、江戸前期にさかのぼる▽信楽高原鉄道第一大戸川橋梁(りょう)=甲賀市=長さ31メートル、幅4メートル、高さ1・3メートルのプレストレストコンクリート造りのI形けたを4基並べ、単線のレールを引いた。1954年、当時の国鉄技術の総力を挙げて建造、日本の同様の造り橋梁の先駆けとなった。

京北地域の民家形式に京都の町家意匠を取り入れた近代農家建築といわれると一度見て見たくなる、