mittsuの日記

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産業大学特別研究員、研究内容発表について気になる記事

京の331不思議を発見 京産大特別客員研究員、1年かけ史跡探訪
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008041700051&genre=G1&area=K00
 京都産業大京都市北区)の特別客員研究員として市民の視点から京都研究に取り組んできた吉見誠一郎さん(63)=左京区=が、京都ならではの331の不思議を調べて報告書「京都不思議探訪」にまとめた。19日に同大学で開かれる研究成果報告会で発表する。

 吉見さんは会社の定年を前に、趣味の歴史を生かしたボランティアガイドをしたいと京都・観光文化検定試験京都検定)に挑戦、1級に合格した。「一つ分かると、もっと知りたくなる」と1級合格者を対象とした京産大の特別客員研究員に応募。1年かけて市内や周辺の社寺、史跡を回り、「都名所図会」など江戸時代の地誌の記載を踏まえて不思議を体系的にまとめた。

 なでると下半身の病気が治るという「御室の黒石」(右京区)など隠れた不思議も探しながら、比叡山、大原、堀川など地域や寺社ごとに歴史やエピソードを記し、江戸時代の絵図や現在の写真も加えた。

 「不思議の数の多さに、京都の歴史と文化の奥深さをあらためて感じた」と吉見さん。「人々と神仏をつなぐのが不思議で、江戸時代に成立したものが多い。不思議の背景にある江戸時代の人情の深さに、現代人が引かれるのではないか」と分析する。

 報告書は原稿用紙300枚分の大作。吉見さんは「指導していただいた井上満郎教授をはじめ大学の皆さんと仲間のおかげ」と振り返りながら、「まだ回っていない地域もある。これからも研究を続け、成果を出版したい」と意欲を見せる。報告会は午前10時から京産大図書館ホールで。吉見さんら13人の特別客員研究員の発表がある。当日受け付けで無料。

 ▼阿形(あぎょう)の狛犬(こまいぬ)(清水寺) 通常は阿形の獅子と吽形(うんぎょう)の狛犬で構成されるが、両方とも狛犬で阿形となっている。

 ▼御室の黒石 御室八十八カ所霊場の第八十番札所小堂の傍らにあり、なでると下半身の病気が治癒するという。

 ▼青銅鳥居の猪の浮き彫り(愛宕山) 本殿前青銅鳥居の左右の柱にあり、なめると足の疲れがたちどころに癒やされるとされる。
 ▼一夜天神(壬生寺) 東門を入った左手にお堂がある。菅原道真太宰府左遷の際、親せきと一夜の名残を惜しんだという。関連して、一夜にして境内に松が自生したとの言い伝えも。

大変興味深く、面白いと思う、