mittsuの日記

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長野巡り 岩松院

長野県大河巡りのついでに、寄せていただく。
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仁王門 posted by (C)mittsu
歴史としては1472年ということで、大体、応仁の乱、全盛期のころ出来たそうで、ただ有名なのはそこではなく、
本堂内の天井画が葛飾北斎の、八方睨みの鳳凰ということで特に有名。
見せていただくと大変すばらしく、色あせもまったく無く、お堂に入りきらないくらい長い尾が体に巻きつくような流れがすごく、
鳳凰という選択を含めて江戸の元禄期の華やかさが凝縮されていて、京都の桃山障壁画にも劣らないすばらしいもの、
ここ長野の小布施は北斎が晩年に活躍したところらしく、北斎館なるものもあり、絶筆の富士超え龍の肉筆浮世絵もあるということで、
大体画狂老人の画号の頃だと思う、
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本堂 posted by (C)mittsu

後は福島正則公の供養塔など、、
言わずと知れた、賤ヶ岳七本槍の一人で秀吉公に使えていたわけで、その後関が原の後、広島城49万8000石の大名になった後、
1619年に幕府の謀略により、この地、信越地方4万5000石に左遷させられる、そして悲運を嘆きつつ1624年に亡くなられたとのこと、
徳川幕府も終わり、信長公の子孫はスケートをがんばられている、など報告というかお参りをして退去
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福島正則公供養塔 posted by (C)mittsu
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説明書 posted by (C)mittsu
(大きい画像http://photozou.jp/photo/photo_only/17077/2426719?size=1024
そして庭の池は、小林一茶の「やせがえる まけるな いっさ ここにあり」に読まれた蛙決戦の池だそうです。
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蛙合戦の池 posted by (C)mittsu
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一茶句碑 posted by (C)mittsu
立派な伽藍があるというわけでもなく、それほど広いというところでもなく、ただ信州らしい素朴なお寺といった感じですばらしいところでした。

岩松院      http://park19.wakwak.com/~gansho-in/
小布施観光案内  http://www.e-obuse.com/