家内安全、商売繁盛願い福参り 伏見稲荷大社で初午大祭
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伏見稲荷大社(京都市伏見区)で5日、恒例の「初午(はつうま)大祭」が行われた。神事が始まった午前8時から、家庭の幸せや商売繁盛を願う参拝者でにぎわった。
711(和銅4)年の2月初午に稲荷神が初めて鎮座したという故事にちなむ祭典。現在は新暦の2月に行っている。鎮座の縁日に当たることから、「福参り」「初午詣で」ともいわれる。
本殿では、祈とうを受ける参拝者が列をつくり、祝詞が読み上げられると家内安全を祈った。また、境内は、神木のスギの小枝の縁起物「しるしの杉」を買い求める参拝者でにぎわった。拝殿には、鮮魚や清酒といった献上品が山積みに。
2歳の長男と訪れた近くの主婦山本直子さん(37)は「夫が厄年なので、家族の健康を願って初めてお参りに来ました」と話していた。
しるしの杉。