mittsuの日記

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京都市、新景観政策修正へ デザイン規制中心 一部緩和も

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007012400022&genre=A2&area=K10

 京都市は23日までに、建築物の高さ規制強化やデザイン基準を見直す新景観政策の素案を修正する方針を固めた。昨年11月に公表したが、「駐車場が確保できなくなる」などの意見が寄せられたため、敷地の植栽面積基準などデザイン規制を中心に部分的な見直しを進め、近く修正案を本案として正式に決定するとみられる。市は新景観政策の実現に向けて2月市議会に関連条例案の提案を目指しているが、議会与党からも異論が出ており、修正によって理解を求めていく構えだ。

 古都・京都の保全を目的とする新景観政策は、中心区の「田の字地区」の高さ規制を45メートルから31メートルに引き下げるなど市域のほぼ全域で高さ規制を強めるほか、建築物のデザインや敷地の緑地率、屋外広告物の面積など基準を細かく定めている。

 昨年11月の景観政策案の決定以降、市民意見を募ったところ、「狭い敷地では家が建たなくなる」「緑地規制が厳しく駐車場が確保できない」などの指摘が相次いだ。府宅地建物取引業協会や広告業界などは「規制強化で事業に影響が出る」と反発、与党市議からも「関連条例の提案は時期尚早」などの声が出ている。

 このため、担当の都市計画局で修正を検討し、市域のほぼ全域の300平方メートル未満の敷地の場合は建築面積を除く敷地の30%、300平方メートル以上は50%と定めた植栽面積基準や、勾(こう)配屋根に設けた「軒の出60センチ以上、けらば(屋根の端)の出30センチ以上」とする規定を見直すことにした。また、美観を特に重視する「景観地区」内で、建築物の外壁を道路や公園など公共施設から90センチ離す基準も緩和する。
 市幹部は「高さ規制強化など新景観政策の大枠はおおむね市民から賛同が得られた。ただ、さまざまな意見が寄せられている。見直すべきものは見直し、議会にも理解を得ていきたい」としている。

駆け込み建築も結構あるような気がする、東寺の塔よりみんな低くなるということで、いいと思う。
反対というも、建物取引の業界に最初から法以前のモラルがあれば、何もしなくて良かったのだと思う。