光道氏が法人格を取得 真宗大谷派 嵯峨に「本願寺」新設
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真宗大谷派(本山・東本願寺、京都市下京区)の大谷暢顕門首(76)の弟で故光暢前門首の四男の光道氏(62)が宗教法人法に基づく法人格を1日付で取得し、これまで宗教活動を続けてきた右京区嵯峨鳥居本北代町に、新たに「本願寺」を設立したことを7日、発表した。
光道氏の「本願寺」は単立で、阿弥陀(あみだ)如来を本尊とし、浄土真宗の教義を広めるという。光道氏は代表役員で住職に就き「法主(ほっしゅ)」を名乗る。光道氏は「父は大谷派の教義をただそうと苦心していた。東本願寺の伝統を守っていきます」と話した。
光道氏は大谷派の内紛に絡み、1982年に門首継承権のある連枝(れんし)を解かれた。一昨年3月に東本願寺を退去した。
本願寺は浄土真宗本願寺派の本山・西本願寺の正式名称でもある。また光道氏の兄の暢順氏(77)が法主に就く「本願寺」が伏見区下鳥羽にある。東本願寺は正式には「真宗本廟(びょう)」と呼ぶ。
派ではないもよう。